続いて、2009年11月にリリースした「now I'm home」というEPに収録されていた曲のうちの3曲について。
このEPにはもう1曲、「save the moment of summer river」という曲も収録されていたのですが、今回のアルバムには収録しませんでした。
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先日アップロードした"now i'm home"について、少しだけ記録用の文章を書いておきます。
このEPは元々今年の10月1日から4日まで、横浜は関内にある「横浜みなと町ギャラリー」にて開催された、8人の女性写真家の集まり「フォトクラブ パンドラの箱」主宰の写真展「私たちのヨコハマ」のためのBGMとして製作されたものです。
期間中にギャラリー内で流していただいたものに、若干手直しをして今回アップロードしました。
ジャケット等に使用している写真は、元々その写真展にて展示されていたもので、今回のリリースにあたって、若干僕の方で補正等をさせてもらいました。
それでは楽曲について、少しだけ。
1 fly
9月のとある日の、職場から歩いてすぐの公園にて録音した環境音を聴きながら作った曲です。
曲調としては前回のEP"from the morning"の"you need a story"からの流れを引き継ぐような曲で、表裏一体と言うか、太陽と月というか(どっちがどっちなんでしょうね)、そんな感じの曲に仕上がりましたが、作っている最中はあまり続編的なものは意識していませんでした。
こういうコード感が、今の自分内の流行なのかもしれません。
ひさしぶりにボリュームペダルを使ってギターを弾いたのが、中々楽しかったです。
なんとなく、この曲はまだ続きがありそうな気がしています。アルバムに収録される際に、また少し姿を変えていることでしょう。
2 laughing sun(dawn version)
最後の最後まで足したり引いたりして、一番手間のかかった曲です。
が、これもこれで完成、という気があまりしないので、続きがあると思います。
dawn versionと、もったいぶった感じの括弧書きを付してしまいましたが、付けた本人もこのバージョンは「夜明け」で、「昼間」とか「日の入り」があるのか、それとも「夜明け」のような初期バージョン、という意味でつけたのか、よく分かっていません。
多分両方の意味なんじゃないかなあ。
一番最後のギターソロはEPをアップロードする直前の数時間前に、急に思いついて急遽入れたのですが、聴いていると何だか楽しいので今のところは好きです。
「思いつき」というのは、実に大事なことです。と思います。
「思いつく」と「思い出す」について、常々僕は「何かあるな」と思い続けていて、そのうちにこの二つの言葉についての長い文章を書くことになると思います。あるいは書きたいと思っています。
ここに書くかどうかは、分からないけど。
4 coyote
今回の4曲の中では、この曲が一番面白く録音できた曲かな、と個人的には思います。
例によって全部一人で演奏したんですが、一人のくせにソロパートが(しかも同じ楽器で)何回もある曲、というのが自分内テーマで、しかしできることなら、本当は色んな楽器でソロを弾いてみたりしたいなあ、と今では思っています。
いつか多めの人数でライブできるチャンスがあれば、ちょっと挑戦してみようかな、とか思います。
なんでcoyoteなのか、自分でもさっぱり分からないです。聴いていて分かった人がいたら、僕にこっそり教えてください。
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