2014年3月30日日曜日

【melody laughter】iTunes Store等でのデータ配信が始まりました/山梨県の取り扱い店が増えました

iTunes Store
https://itunes.apple.com/jp/album/melody-laughter/id849713786

Amazon (MP3ストア)
http://www.amazon.co.jp/Melody-Laughter-Wool-Strings/dp/B00JAOQWIQ/ref=sr_1_2?s=dmusic&ie=UTF8&qid=1396184304&sr=1-2&keywords=wool+strings

にて"melody laughter"のデータ配信が始まりました。
データで購入派の皆さま、チェックをよろしくお願いいたします。

***

また、山梨県は笛吹市の「うつわと生活雑貨のおみせ」kanonさん
http://kanon-oto.ocnk.net

同じく山梨県の甲府市のcafe & gallery 富雪さん
http://fusetsugallery.net/

更に、同じく甲府市のカフェDOux CAFEさんで4/8(火)まで開催されている、「tapiiriのささやかなはるのはじまり② はる、外へ。」
http://tapiirinikki.blogspot.jp/2014/03/wool-strings-new-album.html?m=1

以上のお店でも"melody laughter"(もちろんCD版/盤)を取り扱っていただいています。
山梨県民でもないのに、山梨のみなさま、本当にありがとうございます…

ぜひCDを手に取ってor耳を傾けていただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

2014年3月27日木曜日

CD BABYでも"melody laughter"のデータ配信を始めました

CD BABYでも"melody laughter"の販売を開始しました(データ配信のみ)。
http://www.cdbaby.com/cd/woolstrings4
ということは、今後iTunes StoreやAmazonでもデータ配信されることになります(少し時間がかかりますが)。
データで購入派の皆さまはぜひチェックをお願いします。


前にもお知らせしましたが、Bandcampでもご購入いただけます:)
http://woolstrings.bandcamp.com/

"melody laughter"の取扱店情報について2

甲府のDOux CAFEさん
http://www.nns.ne.jp/pri/shiho/
にて、4/8(火)まで催されている
「tapiiriのささやかなはるのはじまり② はる、外へ。」にて、
Wool Stringsの新作"melody laughter"を取り扱っていただいています。
お近くの方はぜひ!:)
なお、お休みの日もありますので、詳細は以下のリンク先にてご確認をお願いします。

http://tapiirinikki.blogspot.com/2014/03/wool-strings-new-album.html

2014年3月24日月曜日

"melody laughter"の取扱店情報について

高円寺のAmleteronさん
 http://amleteron.blogspot.jp/ 
経堂の芝生さん
 http://shiba-fu.com/
にてWool Stringsの新作"melody laughter"を取り扱っていただいています。
お近くの方はぜひ手に取ってご覧ください:)

また、近日中に山梨のkanonさん、tapiiriさんでも取り扱いが開始される予定です。
お店に並んだらまたお知らせします。

よろしくお願いします:)

2014年3月22日土曜日

"melody laughter"のページ/Wool Strings映像まとめページ作りました

タイトルのとおりですが、Sea Song labelウェブサイト内に、毎回人知れず作成しているアルバム紹介のページを作成しました。
http://seasonglabel.tumblr.com/woolmelody
今回、melody laughterのアートワークには使用されなかった、石原敏行氏の絵も使用させていただいています:)
また、今後CDの取扱店等の情報を更新していきますので、どうぞよろしくお願いします。

それから、以前からあったのですが、Wool Stringsのライブ等の映像まとめページをbloggerにまとめました。
結構あれな感じのライブもあるかもですが:)、今までの活動をなんとなく俯瞰できるようになっていますので、お時間あればさらっと見てみてください。
http://seasongmovies.blogspot.jp/

懐かしくてなんとなく最後まで観てしまった、2年前のkanonさんでのライブ。

2014年3月20日木曜日

"melody laughter"のリリースについて

長らくお待たせしましたが、ようやくWool Stringsの3rdアルバム"melody laughter"を販売開始いたします。













"melody laughter - Wool Strings" (SS011)
1 you need a story
2 city of the picnic
3 rainbow bells
4 garden
5 two clouds in a hole
6 rain or shine
7 back to the white path
8 clock in the snow
9 sleep green
10 coyote
11 fly
12 drops
13 half step to winter
14 laughing sun

art work and design by Toshiyuki Ishihara (table music meeting,easel record)
mastered by Kazuhiro Takeuchi (Whereabouts Records Mastering)
price ¥2,000(tax in)
media CD(紙ジャケット仕様)

ご予約いただいた方には早速発送いたします。
もちろん随時ご注文も承ります。
各種SNS、または以下のメールアドレスにご連絡ください。
woolstrings(アットマーク)gmail.com

また、これまでのCD同様、個人的に繋がりのあるお店でも販売していただく予定です。
とりあえず近日中に、いつもお世話になっているアマヤフミヨ氏のお店、amleteronにて販売開始の予定です。
http://amleteron.blogspot.jp/

***

前作"after blue"同様、今回も紙ジャケット仕様になっています。
アートワーク・デザイン担当は、いつも色々な活動をご一緒しているtable music meeting/easel recordの石原敏行さんです。
できればCDを手に取ってご覧いただきたいところですが、











今回もデータ配信による販売も行います。
まずはbandcampで販売を開始しました。
https://woolstrings.bandcamp.com/album/melody-laughter
データで聴く派の方は、こちらでチェックをお願いします。
今後、iTunes Store等での販売も行っていきますが、少しお時間をいただくことになりそうです。
で、bandcampで購入できるということは、全曲まるごと試聴できるということになります。
出し惜しみしませんので、ぜひごゆっくり試聴していただいた上で、ご購入いただければ嬉しいです。

あわせてsoundcloudにも数曲アップしました。

先日アップした、全体のトレイラーとあわせてチェックをよろしくお願いします。
 














2014年3月4日火曜日

melody laughter収録曲について(再掲バージョンその4)

残り3曲について。
rainbow bellsとtwo clouds in a holeはただmyspaceにアップしていただけなので、こうしてじっくり聴いていただけるようにできて良かったです:)
(ライブではrainbow bellsは頻繁に演奏していますが…)

sleep greenはtotokokolabelのクリスマスコンピレーションに収録されていた曲ですね。
melody laughterに収録された曲の中で、もしかすると事前に最も多く聴かれていた曲になるのでしょうか。

それでは、過去の曲解説。

・two clouds in a hole(2010年4月発表)
前回のリリースから間が空いてしまったので、ここ数週間は結構色々と考えて、作ったりやめたり珈琲を飲んだりビスケットを食べたりと、色々繰り返していて。
当初の予定ではスタンダードな形式の歌ものを、なんつって考えていたのだけど、かなり時間がかかってしまいそうだったので、とりいそぎこの曲をホワホワっと作り、アップしてみました。

ギターのフレーズなり何なりを繰り返しながら、次の展開が浮かんでくるのを待つ、という作り方は僕の中では定番になりつつあって、良い面・悪い面あるとは思うのですが、頭からっぽ状態でトントンと進めていける、というのはやはり楽しい。
頭炭酸ならぬ、頭ドミノ倒し状態。

歌もの、というのは、やはりそれなりに集中して声を出して、言葉を紡いでいかなくてはいけない、という使命感のようなものをなぜか勝手に感じてしまうところがあって、比較的重い作業でもある。

一方、こういう曲は一筆画きに近いところがあって、あまり時間をかけてはいけない、と自分の中で思っているところもあり、それもまたやりやすい。
この曲はおとといの土曜日に着手して、昨夜にアップしてみました。

かといって、こういう曲ばかりでも、自分でもつまらなくなってくるので、天秤の両端を公園のシーソーのように、不器用にきしませながら、色々作っていくことでしょう。

そんな経緯はともかくとして、さながら狼少年状態の春が送り出す風を頬に受けながら、あるいは多摩川の河川敷で直射日光に目をやられながら、あるいは連休にどこに行くあてもないことに幾許かの安堵感を覚えながら、コーヒーミルクを飲みながら、こんな曲を流していただければ光栄です。

・rainbow bells(2010年5月発表)
この曲は僕の中では歴史の長い曲で、前の前のバンドのときからデモとしてあって、最初はダルいベルベッツみたいなアレンジ、次はローファイな感じのアレンジでやっていました。
今回が3度目の正直ということで、自分内流行の少し速めのカントリーっぽい感じ?でやってみました。

・sleep green(2010年12月発表)
時機を逸した感もありますが、totokoko labelのクリスマスコンピレーションに提供したこの曲について、毎度ながら主に自分向けのメモ。

今回のコンピレーション用には当初別の曲を用意していて、ベーシックトラックや仮歌も録音し終えていたのだけど、作業を進めるにつれて思いのほかバンドサウンドになってきたのもあり、違和感が増殖。
締め切り数日前に方向転換し、まったくの新曲をその時点から作り始めました。
そんな経緯で急遽こさえた曲なので、当初は極力シンプルなアレンジ/曲構成にしようと思っていたのでした。

結果は、聴いていただいて分かるとおり、woolとしてはかなり長い部類に入る7分越え…
間にはさまっているバンジョーや公園のSEが挿入されるパートなど、やはり無意識に湧き出てくるものがあり、そういうものについて自分で特に説明を加えようとも思わないのですが、単に楽器構成や雰囲気だけに限らず、ここのパートは既存曲「old town,old sun」(table music meetingとのスプリット「Four pictures」収録)に通じるものがあって、あの曲の中の、夏の正午過ぎの乾いた埃っぽい空気、人々の午睡が空の果てに記憶を浮遊させていくような感覚、未舗装の坂道に滑車を押してゆく人々、そこにまかれる水と路面が鳴らす音のイメージ(あくまで僕のイメージですが…)と、今回の曲の中の冬の乾いた空気が、不思議とどこか一体となって繋がっているような、もしかしたら地球のこちらは冬で、裏側のオーストラリアは夏で、そこで鳴っている音楽たちが互いに共鳴するみたいに、なんつって色々と考えたのは完成した後なのですが、とにかく二つの曲の世界の繋がり方なんかも面白いな、と思ったりしたのです。

くどくなるのでこれ以上書きませんが、公園の音のSEなどは既存の他の曲と繋がっていたり…という、曲同士の繋がり、というものを意識して作る傾向が、わりと強いみたいです。

***

これで以前書いた、収録曲の説明は終わりました。
ので、次回からは現在形で、アルバムの紹介をしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします:)

2014年3月2日日曜日

melody laughter収録曲について(再掲バージョンその3)

次。さくさくと。2009年12月にリリースした「dark stars,and our small talk」という長いタイトルのEPです。
ここからは4曲まるごと今回のアルバムに収録しています。

***














今回のジャケットは、"our spring to their summer"に引き続き、イシハラマユミさんの写真を使用しています(僕のほうでトリミングと色の補正を若干しています)。

去年の今頃も考えていたんですが、冬に、シンプルな歌ものが入ったEPを作りたいな、と、以前から思っていたので、ぜひ今年こそはEPの連作に乗っかってやってみたかった、のです。
加えて、前の"now I'm homne"が歌の分量が比較的少なかったかな、という反省点もあり、色々と考えて作ってみました。

タイトルは以前の日記にも書きましたが、結構前に空から降ってきていて、なんとなくその言葉をイメージしたりしなかったりしながら、制作を進めました。
みなさまもそうだと思うのですが、師走というのは、たいした事をしていなくても何かとバタバタするものでして、あまり制作に時間も取れないかな、ということで、一発録りの弾き語り+αみたいな形で作ろうかな、と思っていたのですが、結果的にはそこそこ重ねたり、何やらやってしまいました。

1 half step to winter 
コード進行や間奏後の展開の仕方など、今までわりと避けてきた感じのある要素を、敢えて色々と導入してやってみました。
上記のように、最初は一発録りしようと思ったのですが、ボーカルがなかなか思うように録れなかった、というか歌えなかったので、別々に録ることにしました。

タイトルも色々悩んだ末に、最初は"half way to winter"にしようと思っていたのですが、何となくgoogleで検索してみたら、同名のバンドでなんだか派手派手な感じの方々がいらっしゃったので、少し変えてみました。
有名なバンドなんでしょうかね?
もし知っている人がいましたら教えてください。曲は聴いてません、なんとなく。

2 rain or shine 
これはもう10年近く前にやっていたsheepsleepsというバンドのときに作った曲で、当時はシューゲイザー?みたいなアレンジでやろうと試行錯誤したあげく、お蔵入りになった曲です。
sheepsleepsのメンバーは今でも、すごく交流のある人・ない人いますが、当時は結構メンバー募集を頑張っていて、特にギターに関して、何人かの方とスタジオに入ったことをよく覚えています。

そんなこんなな曲ですが、アレンジは今回大幅に変えて、結構明るいイメージの曲に仕上がりました。
ドンタッ、ドンタッというリズムパターンや何やらは、この前table music meetingと一緒に"white and blue"という曲をやったときの、ほんのりとカントリーチックなアレンジが気に入っていたので、この曲にも流用してみました。
ベースラインとかギターソロの雰囲気なんかは、自分の曲ですが、"air fountain"なんかにも近い雰囲気があるので、その続編的に聴いていただいても面白いのかな、とか思います。

3 back to the white path 
今回、とにかく時間がなかったので、この曲を除いた3曲入りEP、ということでもいいかな、と思いかけてたんですが、これまでの2枚のEPが4曲入りなのがどうしても気になって気になって、整合感を出すために:) アップ予定日の前日から録音を始めて、たぶん実質2時間くらいで仕上げました。

一切やり直しなしで、どんどん音を重ねていって録音した、擬似一発録り、みたいな曲です:)
こういう曲は、たぶんその日の体調とか気分とかが、曲にとても反映されると思うので、また違う日に演奏してみても面白いかもしれません。

なんとなく、2曲目"rain or shine"の喧騒(何かのパーティーでしょうか)のあと、ちょっと疲れて部屋の外にフラっと出てみたら、あたり一面、無音の、雪景色でした、みたいなイメージです、個人的には。
冷たい空気を肺の中に吸い込む、思い切り。
その音も、雪の中に吸い込まれる。
吸い込まれた物音と、時計の音。

4 clock in the snow 
これは以前marconiというバンドをやっていたときに作った、"clock work"という曲が下敷きになっています。
その時はバンドアレンジにして、スタジオで合わせたりしてみたのですが、結局バンドの音源として完成することは、ありませんでした。
(デモ音源のまま"marconi demo tracks"というアルバムに収録されました)
今回はこのEPに合わせて、ごくシンプルに録ってみよう、ということで、録音し直しました。

melody laughter収録曲について(再掲バージョンその2)

続いて、2009年11月にリリースした「now I'm home」というEPに収録されていた曲のうちの3曲について。
このEPにはもう1曲、「save the moment of summer river」という曲も収録されていたのですが、今回のアルバムには収録しませんでした。

***













先日アップロードした"now i'm home"について、少しだけ記録用の文章を書いておきます。 

このEPは元々今年の10月1日から4日まで、横浜は関内にある「横浜みなと町ギャラリー」にて開催された、8人の女性写真家の集まり「フォトクラブ パンドラの箱」主宰の写真展「私たちのヨコハマ」のためのBGMとして製作されたものです。 
期間中にギャラリー内で流していただいたものに、若干手直しをして今回アップロードしました。 
ジャケット等に使用している写真は、元々その写真展にて展示されていたもので、今回のリリースにあたって、若干僕の方で補正等をさせてもらいました。 

それでは楽曲について、少しだけ。 

1 fly 
9月のとある日の、職場から歩いてすぐの公園にて録音した環境音を聴きながら作った曲です。 
曲調としては前回のEP"from the morning"の"you need a story"からの流れを引き継ぐような曲で、表裏一体と言うか、太陽と月というか(どっちがどっちなんでしょうね)、そんな感じの曲に仕上がりましたが、作っている最中はあまり続編的なものは意識していませんでした。 
こういうコード感が、今の自分内の流行なのかもしれません。 
ひさしぶりにボリュームペダルを使ってギターを弾いたのが、中々楽しかったです。 
なんとなく、この曲はまだ続きがありそうな気がしています。アルバムに収録される際に、また少し姿を変えていることでしょう。 

2 laughing sun(dawn version) 
最後の最後まで足したり引いたりして、一番手間のかかった曲です。 
が、これもこれで完成、という気があまりしないので、続きがあると思います。
dawn versionと、もったいぶった感じの括弧書きを付してしまいましたが、付けた本人もこのバージョンは「夜明け」で、「昼間」とか「日の入り」があるのか、それとも「夜明け」のような初期バージョン、という意味でつけたのか、よく分かっていません。 
多分両方の意味なんじゃないかなあ。 
一番最後のギターソロはEPをアップロードする直前の数時間前に、急に思いついて急遽入れたのですが、聴いていると何だか楽しいので今のところは好きです。 
「思いつき」というのは、実に大事なことです。と思います。 
「思いつく」と「思い出す」について、常々僕は「何かあるな」と思い続けていて、そのうちにこの二つの言葉についての長い文章を書くことになると思います。あるいは書きたいと思っています。 
ここに書くかどうかは、分からないけど。 

4 coyote 
今回の4曲の中では、この曲が一番面白く録音できた曲かな、と個人的には思います。 
例によって全部一人で演奏したんですが、一人のくせにソロパートが(しかも同じ楽器で)何回もある曲、というのが自分内テーマで、しかしできることなら、本当は色んな楽器でソロを弾いてみたりしたいなあ、と今では思っています。 
いつか多めの人数でライブできるチャンスがあれば、ちょっと挑戦してみようかな、とか思います。 
なんでcoyoteなのか、自分でもさっぱり分からないです。聴いていて分かった人がいたら、僕にこっそり教えてください。

melody laughter収録曲について(再掲バージョンその1)

リリースが近づいてきたので、収録曲について少しずつ触れていきたいと思います。

今回のアルバムは以前にも書いたように、2009年から2010年までの間にネット上で発表した曲たちに手を加えて収録しています。
当時、まだ利用者が多かったmixiの日記として、その曲をリリースした時の文章が残っていたので、ここに引用してみます。

今の心境とはちょっと(かなり)違う部分もあるのですが、自分が面白いので(笑)とりあえず(あまりにもくどい部分は省略・編集しました。結構そういう部分が多かった…)。
後ほど、現段階の補足説明もしてみようと思います。

今回は2009年10月に「from the morning」というEPとしてリリースした、you need a story、city of the picnic、garden、dropsの4曲です。
you need〜についてだけ異常に長いです。

***



1 you need a story

新曲「you need a story」について、どちらかというと自分のためのメモ。

先日myspaceにアップした(注:もうないです)この曲は、友人の記念パーティーのために作る予定のEP、に収録予定の楽曲です。
何曲か並行して製作しているのですが、EPの1曲目に、全体の雰囲気の方向性を示すような曲がほしいなあ、と思い、色々考えていたところ、この曲がフワーと2時間ほどでできました。

最近せっかく導入したキーボードもドラム音源も一切使わず(使い方が全然分かってないので・・・)、いつもの手法で作ったのですが、短時間でできた曲特有の勢い、とか、息遣いのようなものが少しあるのかな、と。
既存の曲でいうと「nowhere rain」なんかもそんな感じで一瞬でできた曲ですが、そういう曲は不思議と後々思い入れが生まれてくることが多いです。

あんまり色々考えた曲というのは、自分の自我というかエゴが入りやすい、からでしょうか。
多分、僕が制作の過程で重要と考えている、「無意識の領域」が占める割合が大きいほど、自分にとって新鮮なものができる、ということなのでしょう。
しかし、自分の「無意識の領域」が他者にとって心地よいか、は、また別問題なので、常に楽曲はその領域をふんわりと包み込むように、包括するものでないといけない、と思うのです。
「無意識の領域」の中だけに存在する音楽とはどんなものだろう、という、怖いもの見たさみたいな気持ちもあるにはありますが、それはきっと形を変えて、この先に姿を現すことでしょう。
そんな事言ってて、僕にもよく分かりません。

(数日後に追記)
とある夏の終わりの日の、午後9時くらいに思いついて、その日のうちに仕上げた曲です。
当初「ラフミックス」としていましたが、そのままでもいいような気がしたので、そのままにしてしまいました。
アルバムに収録する際は、もう少し聴きやすくミックスするかもしれません。

2 city of the picnic

最近はあまりやってなかったような曲調の曲ですが、放っておくと意外とこういうのが出てきたります。
後半のフェードアウトしながら、音質を変えた形で再度フェードインする、という手法がちょっと自分では気に入ってますが、世間的には多分…ふつう。

3 garden

最初は前半のパートで終わって、きわめて牧歌的な曲だったのですが、気がつくと後半の何とも言えないパートを付け足してしまっていました。
少し前までやっていたバンドで出していたようなエッセンスと、woolでのアレンジが無意識に融合した感じ、というと大層な感じがしますが、個人的にはいたって普通につくった曲です。
後半の間奏の、メロディカの音が色んな風に壁にぶつかりまくってる感じ(あくまでイメージです)が、気に入っています。

4 drops

最近の傾向としてはこういう曲がもう、なんだか知らないけど、湧いて出てきてしまうので、それこそ日記をつけるような感じで録音するのですが、これもそうした感じでできた曲。
曲、というか、スケッチに近いような。
当初はもう少し作りこむつもりだったのですが、このデモみたいな隙間だらけの感じが、ちょっと気に入ってしまったので、今回はほぼデモバージョンみたいな感じで収録してみました。
アルバムに入れる際は、手を入れることになると思います。
この曲を、とある夜の、井の頭公園に捧げます。

"melody laughter" Trailer

まもなくリリース予定のWool Stringsの3rdアルバム「melody laughter」のトレイラー(ダイジェスト)を公開しました。


https://soundcloud.com/wool-strings/3rd-album-melody-laughter
データ配信は来週あたりから、紙ジャケット仕様のCDはその翌週くらいから(曖昧)販売予定です。
CDの方の予約も絶賛承り中です。

引き続きお知らせしていきます。
どうぞよろしくお願いします。









"melody laughter - Wool Strings" (SS011) ¥2,000
includes 14 tracks
release in Mar 2014
1 you need a story
2 city of the picnic
3 rainbow bells
4 garden
5 two clouds in a hole
6 rain or shine
7 back to the white path
8 clock in the snow
9 sleep green
10 coyote
11 fly
12 drops
13 half step to winter
14 laughing sun

art work and design by Toshiyuki Ishihara (table music meeting,easel record)
Mastered by Kazuhiro Takeuchi (Whereabouts Records Mastering)
price ¥2,000(tax in)
media CD(紙ジャケット仕様)
リリース時期 2014年3月